2016年08月11日
『紙の月』
以下の文章では、映画『紙の月』の内容に触れています。ご了承ください。
1990年代。銀行の外回りを担当する、働く主婦である一女性が、お金を使い込む。
導入部は丁寧だ。お金が足りなくなった時、お客から預かった中から一万円借りてしまう。その時はすぐに返した。が、両親を亡くし祖父にも援助してもらえないから大学をやめるという青年に、その祖父から預かったお金を回す。仕事場から用紙を盗み、自宅でコピーを使い、手を広げていく。
青年とは恋仲になるのだが、これが典型的なダメ男。しかし、クライマックスで主人公が向き合うのは、青年でもなく、だました客でもなく、真面目な同僚の女性だ。
「私は、徹夜をしたことがない。いつも明日のことを考えるから」と言う彼女に対して、「私はしたわ」と言い、窓を割って逃げていく主人公。
そういう、女VS女、の映画だったのか。
主人公は宮沢りえ、同僚の女性が小林聡美。
1990年代。銀行の外回りを担当する、働く主婦である一女性が、お金を使い込む。
導入部は丁寧だ。お金が足りなくなった時、お客から預かった中から一万円借りてしまう。その時はすぐに返した。が、両親を亡くし祖父にも援助してもらえないから大学をやめるという青年に、その祖父から預かったお金を回す。仕事場から用紙を盗み、自宅でコピーを使い、手を広げていく。
青年とは恋仲になるのだが、これが典型的なダメ男。しかし、クライマックスで主人公が向き合うのは、青年でもなく、だました客でもなく、真面目な同僚の女性だ。
「私は、徹夜をしたことがない。いつも明日のことを考えるから」と言う彼女に対して、「私はしたわ」と言い、窓を割って逃げていく主人公。
そういう、女VS女、の映画だったのか。
主人公は宮沢りえ、同僚の女性が小林聡美。